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2022.12.20

骨折の症状とは?種類ごとの原因や治療の流れなどを解説

介護
介護:目次

目次

骨折の症状とは?

骨折すると基本的に痛みや腫れなどの症状が現れます。見た目で骨が折れているのがわかる場合もありますが、外見ではわからないケースが多い傾向にあります。骨折に気付かないで放置しておくと、骨がくっつかないままになる恐れがあります。骨折するとどのような症状が現れるのか、確認してみましょう。

1:痛み

骨の周りには神経と血管が多くあるため、骨折すると痛みが生じます。見た目で骨が折れているかわからない場合は、痛めた部位をゆっくり押してみてください。押したときの痛みを「圧痛」といい、強い痛みを感じたら骨折している可能性があります。ひびが入った状態も骨折であるため、押すと圧痛があります。 大きな外力がかからなくても骨が折れる場合があるので、見た目でケガがなくても痛みが続くようであれば、骨折しているかもしれません。骨折の症状や痛みの程度はさまざまで、痛みが軽いケースもあれば、激しい痛みを伴うケースもあります。

2:変形・異常可動性

変形とは腕や脚、指などが曲がり、見た目でも骨が折れているのがわかる症状です。変形がみられるときは、強い痛みや腫れが生じます。
異常可動性とは、関節ではない場所で骨が動いたり、曲がったりする症状です。変形がみられなくても、普段動かないはずの方向へ関節が動く場合は、骨折している可能性があります。

3:内出血

骨折すると骨折部だけではなく、骨の周囲にある筋肉や腱などからも出血し、内出血がみられます。出血が広範囲にわたると、数週間もアザが消えない場合があります。最初は濃い紫色のアザですが、時間の経過とともに血液が分解・吸収されるため、徐々に色が黄色になり消えていきます。
少しずつ出血した場合は、数日後に皮膚の下まで達しアザが現れます。ケガをした直後にはわからなくても、アザが数日後に現れた場合は、骨折している恐れがあります。骨折によって大量出血した場合はめまいや低血圧、脳貧血症状が現れることがあるため、異変が起きたらすぐに救急車を呼びましょう。

4:腫れ

骨折すると出血や炎症を引き起こし、数時間後に骨折部が腫れてきます。腫れが引くまでには2~3週間程度かかる場合があります。
折れた骨が血管や神経を損傷すると、大量出血や血流障害、麻痺などを引き起こします。急激に腫れたり、低血圧による脳貧血症状がみられたりしたら、早期に専門的な治療を受ける必要があります。

骨折と捻挫・突き指の見分け方とは?

捻挫と突き指も、骨折と同じように痛みや腫れの症状がみられます。そのため、一般の人が見分けるのは困難です。突き指や捻挫だと思っていたら、骨折していたというケースも少なくありません。また、捻挫は骨折と治療方法が異なるので、正しい処置が必要です。
早期回復のためにも、痛みや腫れの症状がある場合は、速やかに病院へ行くことをおすすめします。

骨折の種類と原因とは?

骨折の主な原因は、外側から強い力が加わって起きる外傷によるものです。骨折は外傷のほかにも、病気や過度の運動などが原因で起きる場合もあります。骨折の種類と原因には次のようなものがあるので紹介します。

病的骨折

病気によって骨がもろくなり、少ない力でも骨折する場合があります。がんの転移や骨粗鬆症、骨髄炎などの病気により、骨がもろくなることが原因です。

疲労骨折

1回の強い力で起こる骨折とは違い、同じ部位に連続して小さな力が加わることで起こります。マラソンやサッカー、ジャンプなど同じ動作を繰り返すスポーツ選手によくみられます。すねや足の甲の骨で起こるケースが多く、小さなひびがたくさん発生しても、レントゲンには写らない場合があります。

不全骨折

骨が完全に折れているわけではなく、部分的につながっている状態の骨折です。転倒や打撲などの強い外力が加わったことで起こる骨折で、外傷骨折とも呼ばれます。不全骨折には骨にひびが入っている「亀裂骨折」や、骨の内部が離断している「骨膜下骨折」があります。また、骨が完全に折れた状態を「完全骨折」と呼びます。

開放骨折

骨折したと同時に皮膚が破れ、折れた骨が外に露出した状態の骨折です。雑菌による感染症のリスクがあるため、緊急手術が行われます。

粉砕骨折

以前は複雑骨折と呼ばれていたもので、骨が粉々に砕けた状態の骨折です。多くは交通事故や激しいスポーツなどで、身体に強い衝撃が加わることで起こります。また、骨粗鬆症で骨が弱くなった高齢者が転倒した際にも、粉砕骨折が起こるケースがあります。

骨折の診断~完治までの流れ

骨折が疑われる場合は、整形外科を受診しましょう。整形外科では骨折の症状を確認し、X線(レントゲン)写真を撮って診断します。レントゲン検査で骨折の有無がわかりますが、X線写真に写りにくい骨折や、骨のずれがないひびだけの骨折は、診断が難しい場合があります。その場合はCT検査が行われます。 骨折の治療の基本は、整復と固定です。整復とは、折れた骨をできるだけ元の状態に戻すことです。折れた部位がずれている場合は、医師が手を使って皮膚の上からずれをなおす「徒手整復」を行います。痛みを伴うため、麻酔をして行うケースが多いです。また正しい位置に保てない場合は、牽引による整復が行われます。牽引装置で持続的に引っ張り、正常な位置になおします。骨癒合の早い子どもは、牽引だけでなおる場合があります。
整復を行って正常な位置に戻したら骨折部が動かないように、ギプスや添え木などで固定します。保存的治療と呼ばれ、軽い骨折や疲労骨折の場合はこの治療法が多く用いられます。
開放骨折や粉砕骨折などで骨の損傷が激しい場合や、整復ができない場合には手術が行われます。骨のずれを直接整復し、ワイヤーやプレート、ピンなどで固定します。

骨折を予防する方法はある?

骨折を予防するには、安全な日常生活を送ることが大切です。転倒によって骨折するケースが多いため、転倒しないような対策を取りましょう。運動の前には準備体操を行う、家の中の段差を解消する、筋力が低下しないように運動することが効果的です。
骨が弱くなると些細な事で骨折しやすくなるため、骨を強くするためにバランスのよい食事を心がけることも骨折予防につながります。

まとめ

骨折の原因はさまざまで、骨折の程度によって痛みの度合いも変わってきます。捻挫や突き指なども骨折と同じような症状が出るため、素人判断せずに病院で診断してもらい、適切な治療を受けることが大切です。
骨折すると日常生活に支障をきたす可能性があるので、日頃から骨折予防のための対策を取り入れましょう。
骨折してしまうと、家事や育児、介護など様々なことが困難になります。骨折した場合は無理をせず、家政婦やベビーシッターの活用も検討することをおすすめします。

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この記事の編集者
オテツカジ編集部

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