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2023.09.06

年子の定義とは?メリット・デメリットやよくあるお悩み、乗り越えるコツなどを解説

育児
育児:目次

目次

年子の定義とは?

年子というと、1学年違いの兄弟や姉妹のことを指すと考えられている場合が多いですが、実は年子の定義は同じ母親から1歳違いで生まれた子どもを表しています。つまり、上の子どもが2歳になる前に次の子どもが生まれればすべて年子ということになります。
たとえば上の子どもが2月や3月などの早生まれで、下の子どもが次の年に生まれた場合も年子といい、学年は2学年違うことになります。そのため上の子どもが1歳10か月や1歳11か月で次の子どもが生まれると、年齢差はほぼ2歳となりますが年子ということになります。
また、4月1日に上の子どもが生まれて翌年の3月31日に次の子どもが生まれた場合、ほぼ1歳の年齢差がありますが、同学年の年子になります。

年子育児のメリットとは?

年子の育児のメリットについて見ていきましょう。双子の場合は、お腹の中で2人の胎児を育てるため、妊娠中のママの負担が大きくなります。一方年子の場合は、1人ずつ妊娠・出産するため、ママの身体的な負担は比較的軽いといえるでしょう。

夜泣きや離乳食が1度で済む

年子の場合、上の子どもの夜泣きや離乳食が終わってすぐに下の子どもの夜泣きや離乳食が始まるので、覚えていることが多く、比較的育児が楽に行えます。
兄弟や姉妹の歳の差が2歳以上になってしまうと、上の子どもの夜泣きや離乳食が終わってから間があくため、タイムラグができてしまいます。手順やコツなどを忘れてしまうこともあり、「夜泣きや離乳食はこの前まで上の子どもでやっていたはずなのに」と思いながら一からやり直すことになるので、大変と感じる人もいるでしょう。

遊び相手がいる

年子の兄弟は、2歳ぐらいになると一緒に遊べるようになります。年が離れた兄弟だと一緒に遊ぶのではなく上の子どもが下の子の面倒を見る形になりますが、年子なら2人で遊べるので、親が遊び相手をしなくて済みます。
おもちゃやアニメなども同じものを楽しめるので、親から見ると年が離れた兄弟よりも手がかからないと思えるでしょう。
また食べ方やトイレのトレーニング、しつけなども2人同時にできるので、育児しやすい年齢差といえます。

ベビー用品を使い回せる

年子ならベビーグッズや子ども服を使い回せます。上の子どもが使わなくなったものをすぐに下の子どもに引き継ぐことができるので、経済的なメリットは大きいといえるでしょう。粉ミルクやおむつなども無駄なく使えるうえ、服も1歳違いならそれほど流行を気にせずに着られます。
小学生や中学生くらいまでは、上の子どものものを色々と使い回せるので、歳の離れた兄弟よりも出費を抑えて育児ができます。

早く社会復帰できる

産休や育休を取って子育てしているママにとっては、年子の育児は早く社会復帰ができるメリットがあります。歳の離れた兄弟の場合、一度仕事復帰してからまた妊娠・出産となると再び産休・育休を取る必要があるため、ブランクが何度もできてしまいます。
仕事でキャリアを積んでいきたい女性にとって、何度も長期休暇を取るのは大きなデメリットといえます。
年子なら、2人一緒に育てられて手が離れるのもほぼ同時期なので、子育てする期間が短く、仕事に早く復帰できます。また、年子で同じ保育園に子どもを預けられれば、送り迎えも一度で済みます。

予防接種が同時にできる

子どもが小さいうちは、さまざまな予防接種を行わなければいけません。年子なら上の子どもと一緒に予防接種を済ませられることも多いので、小児科に行く回数を減らせます。年齢が離れていると、何度も予防接種の予約を取って足を運ばなければいけません。
病院が苦手な子どもは多く、なだめすかしながら小児科に連れていき、予防接種で泣く子どもの機嫌を取りながら連れて帰るのは重労働です。この作業を一度で済ませられるのは、年子の大きなメリットといえるでしょう。

上の子どもの赤ちゃん返りがない

年子の場合、上の子どもが赤ちゃん返りせずに済むケースが少なくありません。2歳以上の差がある兄弟の場合は、両親が下の子どもばかり世話をしているところを見て、上の子がやきもちを焼いたり赤ちゃん返りしたりします。
しかし、年子なら下の子どもだけではなく上の子どももまだ手がかかるので、2人一緒に手をかけなくてはいけません。育児は大変ですが、上の子どもは寂しい思いをしたりやきもちを焼いたりしないので、親が上の子のメンタルを気遣う負担が減らせるでしょう。

行事が一度で済む

年子だと、幼稚園や保育園、学校の行事が同じタイミングであるので、同時に済ませられます。仕事復帰してからも、子どもの行事に対応しやすくなるでしょう。
七五三のような家族でお祝いする大きなイベントは、衣装や写真撮影、アルバム購入費、親戚との会食費やお祝い返しなど何かと出費がかさみます。年子なら同時に終わらせてしまえば、出費を抑えられます。
2人一緒にお祝いして写真を撮れば、後々のいい思い出にもなるでしょう。

年子育児のデメリットとは?

年子の子どもの育児のメリットは数多くありますが、年が近いことで生じるデメリットもあります。歳の離れた子どもを育てるよりも育児の期間は短くなりますが、1人ずつ育てるよりもママは出産や子育てに体力を奪われてしまい、疲労が溜まってしまうことがあります。

出産のダメージが残ってしまう

年子の場合、上の子どもを出産して1年足らずで次の子どもを妊娠、出産することになります。体がまだ十分に回復していないうちに次の子どもを妊娠するため母体に負担がかかり、下の子どもの妊娠中や出産でさまざまなトラブルを経験するママも少なくありません。
たとえば、上の子どもを帝王切開で出産してすぐにまた妊娠すると、子宮に大きなダメージが残ったまま胎児が成長してしまい、自宅で安静や入院などが必要になるケースがあります。

上の子どもより下の子どもを優先してしまう

年子を育てる場合に多い悩みが、上の子どもよりも下の子どもを優先してしまうことです。年子は同い年に近いですが、当然1年ほど早く生まれた上の子どもの方が成長しているので、親はついつい下の子どもに手をかけてしまいます。
赤ちゃん返りすることはあまりありませんが、上の子が自分は両親にあまり構ってもらえないと寂しさを感じてしまう場合もあるでしょう。
下の子どもに手をかけすぎているなと感じたら、たまには上の子どもと2人で出かけたり、思い切り甘えさせてあげたりして、上の子の心のケアをしてあげましょう。

出費がかさむ

年子の場合、意外と出費がかさむものもあります。出産は間隔を空けずに行うため、出産に伴う費用が短期間で2回必要になります。
またベビー用品や衣類などは使い回しができるものもありますが、上の子どもがまだ使っているものはもう1つ買い足さなければいけません。
入園や入学は1年おきになるので、その準備にお金がかかります。また、小さいときのさまざまな予防接種や検査の費用も、2人分必要になります。

兄弟の生活リズムが違う

上の子どもと下の子どものお昼寝タイムやお腹の空く時間が異なると、兄弟の生活リズムが違うので、育児をする親が疲れてしまう場合があります。それぞれのお昼寝や食事時間に合わせようとすると、2倍時間を取られてしまいます。
また、上の子どものイヤイヤ期と下どもの子の授乳期がかぶってしまうと、ママに大きな負担がかかります。イヤイヤ期は1歳半〜2歳ごろにかけて生じるといわれていて、今までとは違いすべてがイヤと拒否するようになってしまいます。授乳で寝不足のうえ、上の子どもがいうことを聞いてくれないと、精神的な疲労を感じてしまうママも少なくないでしょう。

年子育児でよくあるお悩みとは?

年子を育てているときによくあるお悩みについて紹介します。年が近い2人の子どもは見ていて可愛いですが、育てると思いもよらなかった負担や悩みが出てくることがあります。多くの年子の親が感じているストレスは次のようなものです。

自分の時間がない

年子の子育てをする間は、なかなか自分の時間が取れません。特に上の子どもと下の子どもの生活リズムが違うと、育児の時間が長くなってしまいます。2人の子どもが寝た後が自分の時間という親も少なくありません。寝不足にならない程度に自分の時間を持つようにして、育児とのバランスを取りましょう。

寝かしつけのタイミングが難しい

上の子どもは下の子どもよりも成長しているので、体力があったり寝る時間が遅かったりして、下の子どもとの寝かしつけのタイミングが合わない場合があります。上の子どもがまだまだ遊び足りない状態だと静かな環境を作るのが難しく、下の子どももなかなか寝付けません。
また、ようやく上の子どもが寝てくれたと思ったら、今度は下の子どもが授乳で起きてしまうということもよくあります。

食事が落ち着いて食べられない

上の子どもが自分で食事ができるようになっても、はじめのうちはこぼしたりコップをひっくり返したりと目が離せません。また下の子どもが離乳食でまだ自分では食べられない場合、親は落ち着いて自分が食事を取るひまがありません。
隙をみて冷めたごはんをかきこんだり、食べた気がしないまま後片付けをしたりと、毎回せわしない食事にストレスを抱える人もいるでしょう。

お風呂にゆっくり入れない

入浴の時間は2人の子どもから目が離せず、ゆっくりお湯に浸かれない悩みが発生します。2人の子どもの頭や体を洗い、湯船に浸かって温まらせていると、自分はゆっくりお風呂に入るひまがありません。
特にパパが忙しく、お風呂から出た後の世話をママ1人でやらなければいけない場合は、自分のスキンケアは後回しで服を着せたり髪の毛を乾かしたりと、慌ただしい時間が続きます。

消耗品の出費がかさむ

ベビー用品や衣類など年子で使い回しができるものもいろいろありますが、おむつや粉ミルクなどの消耗品はそれぞれ必要になるので、一時的に出費が増えます。

年子育児で大変な時期・楽になる時期はいつ?

年子の子どもの育児は、終わりがないように感じてしまう人もいるでしょう。しかし、大変な時期ばかりがずっと続くわけではありません。必ず楽になる時期はくるので、育児に少しゆとりが出てきたなと思ったら、自分のための時間を少し多くしたり、休めるときに睡眠をとったりして楽しみながら乗り切りましょう。ターニングポイントは次のような時期です。

・下の子どもが生後3か月
授乳回数が落ち着き、まとまって寝てくれるようになります。
・下の子が生後6か月
寝返りやお座りができるようになり、睡眠時間も長くなります。上の子どもと遊んだり、ひとり遊びができるようになったりする時期です。
・下の子どもが1歳
夜泣きや授乳が減ってきます。
・下の子どもが2歳
自分でできることが増えて、お世話が楽になります。
・上の子どもが2~3歳
食事や歯磨きなどが自分でできるようになり、簡単なお手伝いもしてくれるようになります。

年子育児を乗り越えるコツ・ポイントとは?

年子育児を乗り越えるコツやポイントをお伝えします。

完璧な育児を求めない

育児を完璧にやろうと思わないようにしましょう。あれもこれも完璧にこなそうとすると、精神的に余裕がなくなってしまいます。疲れていたら出前を取る、掃除は毎日やらなくても問題ないなど楽ができるところは頑張りすぎず、自分を追い詰めないようにして育児をしましょう。
特になんでも「きちんとやろう」と思う傾向が強い人は要注意です。目標やノルマを立てて、できなかったときに自分を責めてしまうので、「こんな日もあるさ」といい意味で手を抜くことを心がけてください。

自由な時間やゆっくりできる時間を作る

少しの間でいいので、自由な時間やゆっくりできる時間を作りましょう。たとえば、土日はパートナーや両親に子どもの世話をお願いして外でランチやお茶を楽しむ、ゆっくりお風呂に入るなど、一人でゆっくりできる時間は大切です。
気分転換してリラックスすることで、また気持ちを切り替えて、楽しみながら育児ができるようになるでしょう。

タンデム授乳のコツを覚える

2人同時期に授乳する場合は、タンデム授乳のコツを覚えておくと楽です。まず母乳からしか栄養が取れない下の子どもを先に授乳させましょう。上の子どもがたくさん飲んでしまうと、下の子どもの母乳が足りなくなってしまう可能性があります。
上の子が少しぐずることもありますが、授乳に関しては下の子どもを優先してください。また、虫歯菌や風邪のウイルスなどの感染を防ぐため、1人に授乳したら必ずおっぱいの消毒を忘れずに行いましょう。

頼れないときは協力者を作る

夫婦の両親が近くにいない、パートナーの仕事が忙しいなどの場合は、気軽に頼れる人がいなくてワンオペ育児になりがちです。そのような場合は、1人で抱え込まずにベビーシッターや家政婦などに来てもらうのがおすすめです。
保育士や看護師などの資格を持つ人や、子育ての経験があるベテランの家政婦が多いので、安心して頼める人に手を貸してもらうようにしましょう。

抱っこは無理せず

子どもが小さいうちは抱っこをたくさんせがまれます。しかし下の子どもを妊娠中のときは、お腹に負担がかかってしまうこともあるので、無理せず様子を見ながら抱っこするようにしましょう。 また妊娠していなくても、2人の育児と抱っこで腱鞘炎になってしまう人も少なくありません。腱鞘炎が悪化してしまうと家事や育児に影響することもあるので、お出かけにベビーカーを使ったり、座って抱っこしたりと工夫しながら無理せず子どもに愛情を注ぎましょう。

まとめ

年子の子どもの育児は、ベビー用品を使い回したり、イベントを一度に済ませたり、社会復帰が早くできたりと数多くのメリットがあります。一方で、子どもが小さいうちは自分の時間がなかなか取れない、食事や寝かしつけが大変などのデメリットもあります。
何もかもを自分でやろうとすると体力・気力ともに消耗して疲れてしまいます。たまには自分一人の時間やゆっくりできる時間を作って、いい意味で手を抜きながら子育てをしていきましょう。
両親やパートナーに頼るのが難しい場合は、ベビーシッターや家政婦などにサポートを依頼するのもおすすめです。

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この記事の編集者
オテツカジ編集部

オテツカジ編集部

国内最大手の家政婦紹介所である株式会社やさしい手大橋サービス事業部が運営する家政婦のマッチングサイト「オテツカジ」が運営しています。
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