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2022.12.17

ワンオペ育児の負担とは?大変な場面や改善・乗り越える方法などを解説

育児
育児:目次

目次

そもそもワンオペ育児とは?

ワンオペ育児とは、1人で子育てをすることを指します。ワンオペは「ワンオペレーション」の略で、一般的には育児のほかに家事も含めた家庭内の仕事を1人で行っている状態を、ワンオペ育児と呼びます。
休む暇がない育児に加えて、料理や洗濯、掃除などの家事を1人で行うのは、想像以上の労力と体力が必要になります。ワンオペ育児は肉体的にも精神的にもハードなため、苦しい現状をどうにかしたいと考えている方が多く見受けられます。

育児時間の男女差

現代では男性も育休を取る方が増えていますが、まだまだママが中心となって育児や家事を行っている家庭が多くあります。ママが専業主婦の場合は必然と家事の割合が増えますが、仕事をしていないからといって育児や家事をママ1人でこなすには限界があります。
パパが休みの日は家事を分担して行っている家庭もありますが、総合的に見るとやはり女性に大きな負担がかかっている傾向にあります。
総務省が発表している「社会生活基本調査」によると、男性の1日あたりの育児時間は1時間23分、女性は7時間34分という結果が出ています。調査結果からも、男女の育児時間の差が大きく、多くの女性がワンオペ育児に悩んでいる可能性があることがわかります。

ワンオペ育児の実態

ベビーシッターなど家事や育児のサポートサービスを受けている方で、自分がワンオペ育児をしていると感じている方は7割以上存在しています。そのうちの約9割が女性で、育児や家事の負担が女性に多くかかっていることがわかります。
ワンオペ育児となっている理由の1つが、パートナーの勤務時間です。主に男性となりますが、世帯主は仕事を優先せざるを得ない状況のため、勤務時間が短い夫婦のどちらかに育児や家事の負担が偏ってしまいます。 生活をするうえで収入源となる仕事を優先しなければならない現状を理解しつつも、やはり夫婦のどちらか一方が家庭内の仕事を1人で行うのは大変なことです。
パートナーの単身赴任やひとり親家庭では、ワンオペ育児が避けられません。近くに親族がいなく、家事や育児に疲れていても頼る先がなく困っている方も多いのではないでしょうか。また残念なことに、ただ単に育児や家事に非協力的なパートナーもいます。
ワンオペ育児にストレスを感じている方は、心身の健康のためにも解決策を探すことが大切です。

ワンオペ育児ではないと感じている人はどんな人?

ワンオペ育児に苦しむ方が多い一方で、ワンオペ育児ではないと感じている方も2~3割ほど存在します。夫婦できちんと育児や家事の分担を行っていたり、親族のサポートを受けられたりと、ワンオペ育児にならない環境が整っている方もいます。
家事の負担割合が多い場合でも、休日や仕事の帰宅後に育児や家事を協力して行っているため、ワンオペ育児とは感じていない方もいるでしょう。
核家族化が進んだ現代では子育て世帯が孤立するケースもありますが、夫婦や家族できちんと協力しながら育児や家事を行えば、誰か1人に負担が集中することを避けられます。

ワンオペ育児で負担に感じることは?

育児や家事にストレスを感じている方は、主に以下の3つが原因でワンオペ育児がつらいと感じています。ワンオペ育児はどういった負担があるのか、なぜストレスを感じるのか見ていきましょう。

1:疲れが取れない

家事はある程度手抜きができますが、育児は休む暇がありません。乳幼児は特に手がかかるので目が離せなく、気が休まらない方も多いのではないでしょうか。
夜泣きの対応が必要な場合は睡眠時間も削られるため、朝目覚めても疲れが取れていないケースも多く見受けられます。子どもが寝静まった後に家事をするため、夜遅くまで起きていなければいけない方も珍しくありません。
自分が休む時間が十分に取れないことから、疲れが日に日に蓄積されていきます。

2:孤独を感じる

1人で育児や家事を行っていると、ふとした瞬間に孤独を感じることがあります。パートナーが仕事で忙しく夫婦の時間を持てなかったり、生活そのものがすれ違っていたりする家庭も多いものです。
近所に知り合いがいないと出掛ける機会も少なくなり、より一層孤独感が増してしまうケースもあります。
子どものちょっとした成長も共有する相手がいないと寂しくなりますし、悩みができても相談できる相手がいないために1人で抱え込んでしまいがちです。

3:自分の時間がない

小さなお子さんがいる家庭では、どうしても子ども中心の生活になります。買い物や美容室に行きたいと考えていても、ワンオペ育児の場合、自分の時間を作るのが難しい傾向にあります。自分のペースでご飯を食べたりお風呂に入ったりすることすらできません。リフレッシュする時間がないと、疲れやストレスは溜まる一方です。

ワンオペ育児で大変な場面とは?

ワンオペ育児が特に大変だと感じるシーンを4つ紹介します。どのシーンも1人では重労働なので、できることならば夫婦で協力したいところです。 育児や家事の分担を検討している方は、今一度生活を見直してみましょう。

1:朝の支度

朝は大人だけの暮らしでも忙しい時間帯ですが、子どもがいるとなおさら大変です。出掛ける時間に合わせて子どもを起こすものの、スムーズに起きてくれなかったり準備をするのを嫌がったりと、毎日予測がつかないことばかりです。 朝ごはんの支度をして食べさせているうちに時間がなくなり、自分の身支度がおろそかになることもあります。朝ごはんをひっくり返すといったトラブルも日常茶飯事です。着替えをさせるのもやっとのことかもしれません。
子どもや自分の準備と並行して家事も行うため、朝は時間との勝負です。夜泣きや家事で寝不足になっている方は、朝の時点ですでに疲れてしまったり、嫌気がさしたりすることもあるのではないでしょうか。
小さな子どもは自分のことを自分で行えないので、早起きして朝の準備に挑む親も少なくありません。子どもがある程度大きくなっても子ども中心の生活は変わらないため、長年続く朝の忙しさに疲れを感じている方もいます。

2:帰宅後の食卓

仕事から帰ると、休む間もなく夕飯の準備がはじまります。小さなお子さんは日によって機嫌が悪い場合もあり、すぐに家事に取り掛かれない場合もあります。子どものお世話をして食事の準備が遅れても、ワンオペ育児の場合はすべて1人で家事を行うことになります。
お子さんが小さい場合はほかに子どもをあやす人手がないので、様子を見ながら食事の準備をしなければなりません。子どもに呼ばれて途中で手を止めることも多々あり、料理に集中するのも難しい状況です。
夕飯ができあがったら、次は子どもに食べさせなければいけません。好き嫌いがある子や食事そのものを嫌がる子に食べさせるのは根気のいる作業なので、疲れているときは心が折れそうになることもあります。
食事が無事終わっても、食べこぼしの食卓や椅子を掃除したり、食器を洗ったりする仕事が待っています。帰宅後の一連の流れがスムーズに進んだとしても、1人が担う育児や家事の負担ははかりしれないものです。

3:お風呂

乳幼児をお風呂に入れる場合、準備にも手間がかかります。沐浴中のお子さんであればバスタブや石鹸をお風呂場に用意したり、着替えをセッティングしたりと大忙しです。
一緒にお風呂に入る場合も、自分が髪や体を洗っているうちに湯船で溺れてしまうなどのトラブルを防止するために、注意深く観察しながら入浴しなければならず、とてもリラックスできる時間はありません。
入浴後は子どもが湯冷めしないようにすぐに体を拭いて、着替えをサポートします。髪の長い子はドライヤーもしなければなりません。その後は歯磨きをさせて、仕上げ磨きをして、あっという間に寝かしつけなければいけない時間になります。入浴後の慌ただしさに追われて、自分の肌や髪のケアは二の次になってしまっている方も多いでしょう。

4:寝かしつけ

寝かしつけに苦戦している方も多く見られます。子どもによっては眠るまで泣き続けたり、抱っこしていないと眠れなかったりするので、体力と気力が必要な大仕事です。
子どもの目が途中で冴えてしまった場合は、また1から寝かしつけする必要があります。まだ遊び足りない子は、寝室に入ってからもおもちゃで遊んだり、一緒に遊ぼうと駄々をこねたりするケースもしばしば見られます。
寝つきがあまり良くない子は、寝かしつけだけでも2~3時間かかってしまいます。また夜泣きがある子は、ようやく寝たと思っても数時間後には泣き声で起こされることになるので、大人は十分に休息がとれません。
子どもが大きくなれば寝かしつけがなくなるとわかっていても、それまで寝かしつけは毎日行わなければいけないことなので、心が折れそうになる方が多くいます。

ワンオペ育児を改善するコツとは?

ワンオペ育児の負担を少しでも軽くするコツを紹介します。ワンオペ育児の負担が大きいシーンに分けて改善策を解説しますので、今日からさっそく試してみましょう。育児や家事の負担に頭を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

1:朝の支度

家事の負担を軽減するためには、朝ごはんをパターン化するのがおすすめです。月曜日はパン、火曜日は納豆ご飯など、簡単に作れるメニューをパターン化することで、メニューを考える時間や料理の手間が減らせます。
着替えは前の日の夜に出しておけば、朝にコーディネートで悩むことがありません。お手伝いができる年代のお子さんなら、遊び感覚で明日の着替えを選ぶ習慣を身に付けてみてはいかがですか。
朝は子どもの準備やお世話と、自分の準備や家事を同時進行しなければならず慌ただしい時間帯なので、食洗器やロボット掃除機などの便利な家電を使って、家事の時短を図るのもおすすめです。
家電の購入費用はかかるものの、家事の手間が省けることでワンオペ育児が楽になる可能性があります。費用対効果を見極めながら、便利なアイテムは積極的に導入しましょう。

2:帰宅後の食卓

帰宅後に食事の準備をするのが大変な方は、スーパーやコンビニの惣菜に頼るのも一つの手です。調理時間を短縮できるので、家事の負担を軽減できます。毎日総菜や弁当を食べさせることに不安がある方は、副菜だけでも作り置きしておくと食事の支度が楽になります。
最近は栄養バランスに優れた宅配キットや配食サービスがたくさんあるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
離乳食が必要なお子さんも、市販品を使うなどして調理にかかる手間や時間を減らしてみてください。食材の買い出しはネットスーパーや宅配を利用すると、子どもを連れて買い物に行く手間が省けるので、家事がぐんと楽になります。

3:お風呂

お風呂に入るのが嫌な子にはお風呂用のおもちゃを購入し、遊び感覚で入浴に誘ってみましょう。赤ちゃんをお風呂に入れる場合は、月齢に合ったバスチェアーがあると便利です。
髪を洗う際は、美容室ごっこなどしながらコミュニケーションを取ると子どもも楽しくなります。その子の性格に合ったお風呂遊びを見つけてスムーズに入浴を済ませましょう。

4:寝かしつけ

まだ大人の言葉が通じない子の寝かしつけは、あえて寝る時間にルーズになるのも手です。体力が有り余っている子を無理に寝室に誘っても、寝かしつけの時間が長くなるだけです。子どもの様子をみながら寝室に入る時間を調整し、スムーズに入眠できるタイミングを見つけましょう。
遊び足りない子は、入眠の妨げにならないおもちゃを寝室に持っていくのもおすすめです。「ベッドや布団の中でなら遊んでもいいよ」などと親子のルールを決めて、子どもが寝る前の時間を楽しめるイベントを作ると、嫌がらずに寝室へ向かってくれる可能性があります。
ただし、生活リズムが大幅にずれないように普段から規則正しい生活を心掛けることも大切です。

つらいワンオペ育児を乗り越える方法とは?

1人で育児や家事をやり切ろうとはせず、周りの手を借りながらやり過ごしていくことが大切です。ワンオペ育児に悩んでいる方は、まず意識から変えてみましょう。ワンオペ育児を乗り越える4つの方法を紹介します。

1:完璧を目指さない

育児や家事で完璧を目指すのはやめましょう。部屋が散らかっていても、他人に迷惑をかけません。料理も面倒なら惣菜やデリバリーサービスに頼って、ご飯が食べられれば問題ありません。
自分の中で優先順位を決めて、手を抜けるところでは手を抜き、「サボる」選択肢を用意してください。育児は手を抜けることが限られているので、家事だけでも適度にサボりながら、心にゆとりを持ちましょう。

2:夫に家事や育児に参加してもらい、役割分担する

ワンオペ育児の根本的な問題を解決するためにも、夫婦で役割分担することが大切です。お風呂や寝かしつけなど分担できる家事は、夫婦でしっかり話し合ってください。
パートナーの帰宅が遅く育児にどうしても参加できない日は、帰宅後に夕飯で使った食器を洗ってもらったり、次の日に出すゴミをまとめてもらったりなどして、お互いに無理なく協力し会えるように工夫してみましょう。

3:両親や近隣の人に協力してもらう

1人で子育てや家事を行うのは大変なので、周りの手を借りることが大切です。両親が近くに住んでいる方は、家事の時間だけ子どもの面倒を見てもらったり、買い物の時間だけ預かってもらったりしながら、1人にかかる負担を減らしましょう。
近くに両親が住んでいない場合は、近所の人に協力してもらうのも手です。子育て経験のある方なら、自分と同じく大変な時期を味わっているので、心強い味方になってくれるものです。近隣に知り合いがいない場合でも、地域によってはファミリーサポート制度を設けている場合もあるので、活用できる制度がないか、お住まいの自治体に確認してみましょう。

4:友達などに話を聞いてもらうなど、息抜きをする

ストレスや悩みを人に話すことで、気持ちがすっきりする場合があります。ワンオペ育児に奮闘中の方は孤独感もストレスや疲れの要因となっている可能性があるので、定期的に息抜きすることを心がけましょう。
直接会うのが難しい場合は、電話でも構いません。気の知れた友達と話すことで気持ちが軽くなったり、自分では思いつかなかったアイデアがもらえたりすることもあります。

ワンオペ育児を乗り越えるサポートをする業者とは?

ワンオペ育児の負担を少しでも減らしたい方は、各サポートサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。育児や家事のモチベーションを高めるためにも、人の手を借りることは大切なことです。ワンオペ育児をサポートしてくれる3つのサービスを紹介します。

1:産後ドゥーラ

産後の体は弱っているため、子育てはもちろん、家事や普段どおりの生活が思うように行えないことがあります。そんなときに頼りになるのが、料理などの家事や、子どものお世話をお願いできる「産後ドゥーラ」です。きちんと研修を受けたスタッフが対応してくれるので、安心して育児や家事を任せられます。 産前産後の女性の体はホルモンバランスが乱れる傾向があり、精神的に不安定になる方も少なくありません。産後ドゥーラはママの心と体に寄り添って、日常をサポートしてくれます。
子育てに対する不安や睡眠不足による体調不良に悩んでいる方は、一度産後ドゥーラに相談してみてはいかがですか。

2:ベビーシッター

ベビーシッターは、保護者の代わりに育児を行ってくれます。子どもを連れて行けない用事があるときや、自分の時間を作りたいときに活用したいサービスです。
ベビーシッターで派遣されるスタッフは子育て経験がある人が多く、保育士や看護師の免許を持つ方も活躍しています。プロのスタッフが丁寧にお世話をしてくれるので、人見知りするお子さんでも気兼ねすることなく育児を任せられます。
両親や友人に子どもを預けられない方、近くに子どものお世話を頼める人がいない方は、ベビーシッターの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

3:家事代行

家事代行サービスは、料理や洗濯、掃除、収納など日常的な家事を代行してくれるサービスです。日常的な家事を手放すことにより、自分がリフレッシュする時間を作れます。プロに家事をおまかせすることで、家事を効率的にこなすコツも学べるかもしれません。
相性の合うスタッフに定期的に家事をおまかせしたい方は、家政婦マッチングサービスを利用する方法もおすすめです。

まとめ

ワンオペ育児はいつか終わりがくるものですが、毎日1人で育児や家事を担うのは大変です。ストレスや疲労が子育てに影響する場合もあるので、上手にリフレッシュしながら毎日を乗り越えていきましょう。
育児や家事の分担を夫婦でしっかり話し合うほか、周囲の協力を得ること、がんばりすぎないことが大切です。周囲に頼れる人がいない方は、ベビーシッター、家事代行サービスなどを上手に活用して、ワンオペ育児の負担を軽減しましょう。

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この記事の編集者
オテツカジ編集部

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国内最大手の家政婦紹介所である株式会社やさしい手大橋サービス事業部が運営する家政婦のマッチングサイト「オテツカジ」が運営しています。
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